大地震や台風などでの災害で停電になるときの対策をしようと思う方もいるかと思います。
今回はそのような災害での停電対策にポータブル電源という選択肢はどうなのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
ポータブル電源とは
ポータブル電源とは、本体に内蔵されているバッテリーに大量の電気を蓄えて、停電時やコンセントのない場所で搭載のACやUSB出力ポートから様々な電子機器(スマホやカメラ)や家電製品(冷蔵庫や電気毛布など)に給電できるアイテムです。ACコンセント付きで、一般的なモバイルバッテリーより容量が大きいため、蓄電池としても使用できます。
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ポータブル電源を簡単に説明すると、スマホなどで使っているモバイルバッテリーの大容量版みたいなイメージをすると良いかと思います。
多くの大容量のポータブル電源には、AC100V電源(家庭用電源)などを使用できるポータブル電源も多く存在します。
そのためポータブル電源を使用すると停電時でも家庭用家電などを使用することができます。
また定格出力が大きいポータブル電源を選択すると、電子レンジやエアコンなども使用できるポータブル電源も多くあります。
ポータブル電源のメリット・デメリットは下記になります。
メリット | デメリット |
---|---|
②メンテナンスが少ない ③省電力の機器を使うのに効率が良い | ①騒音が発生しない①充電をする必要がある点 ②廃棄の問題 |
ポータブル電源のメリット
それではポータブル電源のメリットを紹介したいと思います。
①騒音が発生しない
②メンテナンスが少ない
③省電力の機器を使うのに効率が良い
騒音が発生しない
ポータブル電源のメリットとしては使用時の騒音が発生しないと言う点が大きいかと思います。
発電機などは運転中に騒音などが発生するため、マンション等の方は使用できない方も多いかと思います。
ポータブル電源の場合は騒音が発生しないので、マンション内でも使用することができます。
周辺は停電しているのでイライラしている人も多いかと思いますが、そのような時に一軒だけ発電機の騒音がすると、周辺住民のイライラなども大きくなるかなと思います。
発電機の場合はそのような騒音にも注意が必要になってきます。
ポータブル電源を選択する方の多くはこのような点が大きいのかなと思います。
メンテナンスが少ない
次にメンテナンスが少ないと言う件です。
またオイル交換などを自分でできない方などは多くの費用等が発生する可能性が高いです。
その点、ポータブル電源としてはメンテナンスすることはほぼないですので、そのような点は大きなメリットかなと思います。
省電力の機器を使うのに効率が良い
次に扇風機など省電力の機器を使うときに、発電機と比べるとメリットが大きいかと思います。
しかしポータブル電源の場合は使用した量だけ減っていくので、仮に扇風機だけ動かしたい時や携帯を充電したい時などそのような省電力を使うときに良いのかなと思います。
ポータブル電源のデメリット
それではポータブル電源のデメリットを紹介したいと思います。
①充電をする必要がある点
②廃棄の問題
充電をする必要がある点
ポータブル電源最大のデメリットとしては充電をする必要がある点です。
ポータブル電源としては発電をして電気を作るのではなく、あらかじめ充電していた電気をを使用する方式となっています。
そのため、ポータブル電源内の電気がなくなったら再度充電する必要があります。
しかしポータブル電源を使用する時は停電している時になります。
そのため何らかの手段で充電をする必要があります。
ポータブル電源を使用する際の充電方法としては、
- AC充電
- シガーソケット充電による充電
- ソーラー発電機による充電これらの選択肢になってくるかと思います。
AC充電は近所に、親戚などがいて、その家に電気が来ている場合は使用できるのかなと思います。
しかし一般的には大災害などの場合は使用することができないかなと思います。
車を持っている方は、シガーソケットで充電する選択肢もありますが、充電時間が大きくかかるためあまり現実的ではないのかなと思います。
そのようになってくると発電機による充電かソーラー発電機による充電になってくるかと思います。
しかし発電機の場合はマンションなどの方は使用する事はおそらく不可になってくるかなと思います。
マンションなどの方はソーラー発電機による充電が良いのかなと思います。
しかしソーラー発電機は太陽が出ている時などでないと充電できないため、またパネルの枚数も増やさないと充電時間が大きくかかるため、一軒家などの方はガソリン・ガス発電機にするのも良いのかなと思います。
ただしガソリン・ガス発電機を使用する場合は燃料を確保する必要性もあるので、容量の小さいソーラーパネルでもいいので1枚用意しておくと良いのかなと思います。
またポータブル電源は大容量といいますが、エアコンなどを使用すると短期間で使用することができなくなってしまいます。
エアコンなどを使用する際はガソリン式発電機等で運転すると長く運転できるのかなと思います。
ポータブル電源の廃棄について
またポータブル電源には廃棄の際の事も検討する必要があるかなと思います。
いずれポータブル電源を使わなくなる時や寿命が迎えることがあります。
その際に使用されていたポータブル電源は廃棄するかと思います。
そのような際は通常の家庭ゴミで出すことが難しいですので、その際は自治体に相談する必要が出てきます。
しかし、多くの自治体では回収が不可能と言う自治体も多いかと思いますので、使用不可のポータブル電源などを回収してくれるメーカーなどを選択すると良いのかなと思います。
まとめ
ポータブル電源はメリット、デメリットともに多くあります。
それらメリット、デメリットを考慮した上で、他の発電設備などと併用していくと、災害に備えることができて便利な道具なのかなと思います。
半日程度の停電に備えることであれば、ポータブル電源だけでも良いのかなと思いますが、南海トラフ地震など大きな地震、災害などまた大きな台風などに備える場合はポータブル電源だけだと不安ですので、他の発電設備と合わせて災害に備えるのがいいのかなと思います。
ポータブル電源を選択する際は、そのポータブル電源の安全性などを確認したり、使用したい機器の容量等どれぐらい運転できるかなどの時間を確認したり、また使用したい機器の定格出力以上のものを選択すると良いのかなと思います。
①ま「ポータブル電源って何ですか?
②あ「モバイルバッテリーよりも大容量なバッテリーですね。
③あ「AC100Vが使える物も多いので防災用に買ってる人も多いです。
④あ「注意点は長期間の災害に備えるなら充電設備も、必要です。