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なめた(潰れた)ビスの外し方

DIYなどをしていると、ビスがなめて(潰れて)しまって、取り外せなくなったりすることがあるかと思います。

今回はビスがなめてしまったときの対策法などを記事にしてきました。

目次

ビスがなめてる状態とは

まずはビスがなめている状態とはどのような状態なのかを書いていきたいと思います。

ビスがなめているとは、プラスネジなどであれば、このプラスの穴が潰れてしまってドライバーで回してもうまく噛み込まず滑って回せなくなる状況のことをいいます。

なぜなめてしまうのか

なぜビスがなめてしまうのかは、固いネジなどを取り外す際など力を込めてドライバー回すかと思います。

そんな時にドライバーの正しい使い方をしていないとビスがなめてしまうことがあります。

基本的には使い方が間違っているかビスなどが硬い時など発生しやすいです。

ビスがなめたときの対処法

それではビスがなめたときの対処法を書いていきたいと思います。

具体的には専用工具を使うなどや、専用治具の使用、ヤスリの使用、ビスの頭を取るなどの対策があります。

専用工具の使用

まずは専用工具を使用すると良いやり方です。

専用工具はネジザウルスなどネジを挟んで回す工具です。

この方式の場合はネジなどにCRC-556などの潤滑剤をかけておくと回しやすくなります。

専用治具の使用

次に専用治具の使用等があります。

専用治具とはレジの頭などに専用の穴を開けて、そこに専用の治具を組み込んで回す方法になります。

こちらもCRC-556等の潤滑剤を前もって振っておくと外しやすくなるので便利です。

やすりの使用

次のやり方としてはヤスリを使用する方法です。

平ヤスリなどをビスの頭にマイナスのネジを作るように削っていくといいです。

削っていくとマイナスドライバーが入るようになるためそのマイナスドライバーを使ってビスの取り外しを行います。

こちらも潤滑剤を前もってかけておくと便利です。

ビスの頭を取る

これでもダメな場合は、最終手段としてビスの頭を取ると言う方法があります。

但し、これはビスを取り付けている母材などを傷つける恐れがあるため、充分注意をして行ってください。

具体的な方法としてはグラインダーなどを使ってビスの頭を取るのがお手軽ですが、皿ビスなどグラインダーを使ってもできないところもあるかと思います。そのような場合はビスの軸の径に合わせたキリサキを使用してビスの頭を削っていきます。

ビスの頭を削っていくと、いずれビスの頭が取れるので、取れたら固定してる母材の上の方を取りことができます。

そうすると軸だけ残っているので、ペンチやネジザウルスなどがを使用し、回していくと取り外すことができます。

こちらもCRCなどをかけておくと取り外すときに便利です。

専用ビスの使用

これは現在なめたビスを取り外すことはできませんが、次回以降役立つ方法としてアプセットビスなどのネジの頭が六角になったビスを使用するのも便利です。

これであれば最悪+ネジの方がダメになっても、スパナやメガネ等で取り外すことができます。

まとめ

取り外せなくなると大きく時間のロスになることが多いです。

これらの対処法としてあらかじめネジザウルスなどの専用工具などを持っておくと便利になります。

また日頃外すところでは、ネジにグリスなどの潤滑剤をつけておくと、次回以降取り外すのが楽になります。

ただしグリスなどの油をつけてはダメな場所に使用する場合は、このやり方ができないので注意してください。

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この記事を書いた人

エアコンの保全を仕事にして16年です。
今まで蓄えたノウハウなどを公開していきます。
偶に木材を使ってDIYをしています。

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