今回は三菱電機製のエアコンで4255と言う警報が出たときの調査事例を紹介したいと思います。
目次
4255とは
4255とは室内機関係の警報でIPM異常や過電流等が発生した時に出る警報となります。
4255が出る要因
4255が出る予想原因としては、設置後、ある程度年数が立っている場合は、室内ファンモーターなどの固着などが考えられます。
また、パッケージエアコンなどの大型の場合は、サプライ側に送風機等があるパターンがあります。
ファンモーターが逆回転しての過電流なども想定あります。
また、プリント基板の不良等が想定されます。
実際の調査事例
実際の調査事例としては、今回は設置後年数がそこまで立っていなかったと言う機種です。
年数が立っていなかったため、モーターなどの固着などはなかなか想定はしづらかったです。
実際に開けてみると、モーターが逆回転してる状況でした。
サプライ側に送風機があり、その送風機の残留運転などにより逆回転からの過電流によるも警報でした。
まとめ
今回の故障事例では、現場確認し、サプライ側にモーターなどがある場合は、ファンが逆回転し、その回転が止まらないうちに運転をかけると過電流が出ると言う事例でした。
逆回転してるのを1度正回転に戻しながら運転をかけるので大きな電流が流れることが想定されます。
今回は機器の故障と言うわけではなかったのですが、このような事例もあるので、工事などはこの辺りにも注意が必要なのかなと思います。
対策としてはモーターダンパーなどをつけるなどのような対策なども必要なのかなと思います。