設備関係の方など、特に電気関係の仕事をしている方は絶縁抵抗計と言うものを聞くことがあるかと思います。
今回は絶縁抵抗計は必要なのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
絶縁抵抗計は必要なのか
まずは、結論から書くと、絶縁抵抗計は電気関係の作業している方はあった方が良いのかなと思います。
なぜ全然抵抗計が必要なのか
作業終了後など絶縁を測ることで間違ってアースに結線していた場合などや金属に触れていた場合などの地絡事故を防止するのに役立ちます。
また調査などをしている方などは、ブレーカーが漏電トリップをしていた場合などの調査などにも活用することができます。
絶縁抵抗計を使用する事例
使用事例としては、現場からエアコンが起動しないと言う連絡を受けたことがあります。
その現場に行くとリモコンは消灯しており、ブレーカーを確認すると漏電トリップしていました。
そこで各主幹や圧縮機、モーターなどメガ測定していくと、圧縮機のメガが悪かったことがあります。
今回は圧縮機の交換で直すことができました。
このように調査などをしている方などは便利になります。
またエアコンの取り付けなどでアースと電源線を間違って結線している場合などもブレーカー投入前に絶縁抵抗測定を行うことで、このような結線間違いにも気づくことができます。
このままブレーカー投入していると大電流が流れて大変なことになる可能性が高いです。
まとめ
絶縁抵抗計は電気関係の作業をする人には持っていったほうがいい計測器の1つになります。
また絶縁抵抗計を使用する場合は0チェックなど、またインバーター回路など当たっていけないところなどを把握してから、測定するのが望ましいです。
絶縁抵抗計を持っていない方などは購入を検討してみてもいいのかなと思います。