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冷媒回収のやり方

※本作業は冷媒回収やガス溶接を伴います。

有資格者にて作業を行って下さい。

目次

前準備

①エアコンが運転できる状況であれば冷房にて15分程度運転をしてください。

運転を行うことでエアコン内の冷媒寝込みを解消し冷媒の回収効率を上げます。

中身の入っていないボンベを使用する場合は真空ポンプを使ってボンベ内の空気を抜いておいてください。

②エアコンのサービスポートにホースを下記のように接続します。

③真空ポンプなどを使用してホース内の空気を抜いておきます。

④冷媒回収機の運転を行います。

⑤ボンベ を逆さにしてフロートが正常に作動するか確認を行います。

※ボンベが満タンになると冷媒回収器が正常に止まるかの試験です。

⑥ボンベ を秤の上に載せて現在の重量を測定します。

⑦秤の風袋機能を使用して数値を0にします。

※このようにすることで現在何キロの冷媒を回収できたか確認んすることが出来ます。

回収作業

⑧マニホールドを接続してる場合はバルブを開けてください。

⑧冷媒回収機の運転を行います。

※冷媒回収機のモードは回収、吸入バルブは閉、吐出バルブは開にて運転

⑨圧力が急激に上がらない程度にゆっくりと吸入バルブを開けていきます。

ボンベのバルブを開けます。

エアコン側の圧力が0付近又は0になるのを待ちます。

※冷媒回収中回収ボンベの温度が上がってきます。

可溶栓が溶けないように温度が上がってきた場合は水桶にボンベをつけたり濡れタオルをかけたりするなどして温度を下げます。

※終盤になってくると回収効率が落ちてくるのでエアコンの圧縮機株などをヒートガンなどで温めると効率が上がります。

ボンベのバルブを閉にします。

冷媒回収機を停止します。

15分ほど保持し圧力が上がってこないことを確認します。

※上がってくるようだったら再度冷媒回収を行います。

最後にマニホールドのバルブを閉めた後冷媒回収機のパージ運転を行います。

やり方については各冷媒回収機の取説を参考にしてください。

ボンベの重量をはかり冷媒の回収量を記録します。

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この記事を書いた人

エアコンの保全を仕事にして16年です。
今まで蓄えたノウハウなどを公開していきます。
偶に木材を使ってDIYをしています。

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