湿度が高い時期や室内で洗濯物を干したりしている方は、室内の湿度について気にする方も多いかと思います。
その対策の際に選択肢として上がってくるものとしては、除湿機などが選択肢に上がってくるかと思います。
今回はどのような除湿機を選べば良いのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
除湿機の種類
まずは除湿機にどのような種類があるのかを書いていきたいと思います。
除湿機には大きく分けて、コンプレッサー式、デシカウント式、ハイブリット式があります。
それぞれの特徴を見ていきたいと思います。
コンプレッサー式の特徴
コンプレッサー式の除湿機は、除湿機の中にコンプレッサー(圧縮機)が入っています。
このコンプレッサーを使用し除湿をしていくと言う仕組みになります。
コンプレッサーを簡単に説明すると、エアコンと似たような仕組みになります。
コンプレッサー式のメリット
コンプレッサー式のメリットとしては、電気代が他の除湿器と比べると安いと言う点です。
コンプレッサーをして使用しているためヒーターなどを使う除湿機と比べると電気代などは安くなってきます。
多少冷風が出ると言う点
エアコンと同様の仕組みのため吹き出し口からは冷風を出すことができます。
そのためスポットエアコン的な使い方もできるのかなと思います。
ただし、風量が弱いですので完全なスポットエアコンの代わりとはなりませんが、1部分だけを冷やしたいとかそういう場合は使えるのかもしれないです。
注意点としてはエアコンとは違い、室外機の仕組みも除湿機の中に入っているため、最終的にはコンプレッサーの熱などで部屋全体としては、暑くなる方向になっていきます。
コンプレッサー式のデメリット
コンプレッサー式のデメリットとしては
①重量が重い
②廃棄が大変
③高額
④ 冬場は除湿が効きづらい点
重量が重い点
まず重量が重いと言う点ですが、除湿の中にコンプレッサーが入っているため、重量は必然的に重くなってきます。
しかし大概の製品は車輪などが付いているため家の中の移動の範囲であればそこまで苦にはならないのかもしれないです。
廃棄が大変な点
コンプレッサー式の除湿器は中にフロンと言う冷媒が入っています。
廃棄の際は、適正な処理をしないといけないです。
そのため、一般家庭などのゴミで出せない自治体が多いかと思います。
多くの場合は、家電量販店などのリサイクルに出すと言う形になるのかなと思います。
高額な点
値段も他の除湿などと食べると高額になってきます。
仕組み上仕方のないことかなと思います。
その代わりに、デザイン性などが良いものが多いので、その点は嬉しいのかなと思います。
冬場は除湿が効きづらい点
またコンプレッサーを採用しているため、冬場は除湿が効きづらいと言う点があります。
コンプレッサー式は中に入っている熱交換器と言うものを冷やして、室内の空気を露点温度まで下げることで結露させて除湿すると言う仕組みになります。
そのため冬場などは露点温度まで下げきれず、除湿がなかなかうまくいかないと言う点があります。
デシカント式の除湿機
それでは次にデシカント式の除湿器を紹介していきたいと思います。
デシカント方式の除湿器は、中にデシカントと言う素子が入っており、こちらで除湿をします。
水分を含んだデシカントはヒーターを使用し再度使用できるような状態にします。
イメージとしてシリカゲルみたいなイメージを持つと良いのかなと思います。
デシカント公式のメリット
デシカント方式のメリットとしては
①重量が軽い
②価格が安い
③年中使えるとなります。
重量が軽い点
まずは重量が軽い点です。
デシカント方式の除湿器は比較的シンプルな構造になり、また重量物を使っていないため重量が軽いです。
そのため、女性の方でも手軽に棚の上などの収納なども行えます。
価格が安い
またコンプレッサー式等と比べると仕組みも簡単ですので、比較的部品も少なく価格を安くすることができます。
年中使えると言う点
除湿の方式がデシカント素子を使うと言う方法ですので、年中使うことができます。
もちろん冬場なども使えるため、冬場も除湿機を使いたいって言う方には良いのかなと思います。
デシカント式のデメリット
デシカント方式のデメリットとしては①部屋が熱くなる点
②電気代が高い点
部屋が熱くなる点
デシカント方式の除湿器は、コンプレッサー式と比べると、部屋が熱くなってしまいます。
ヒーターを使う方式なので、除湿を使いたい場合などは部屋が熱くなるので注意が必要なのかなと思っています。
電気代が高い点
また、電気ヒーターを使用するため、熱効率が悪くコンプレッサー式と比べると電気代が高くなってしまいます。
ハイブリッド除湿機について
ハイブリットハイブレッド式の除湿機とは、先程のコンプレッサー式の除湿機とデシカント方式の除湿機を混合したものになります。
混合した除湿機ですので、先程のメリット、デメリットそれぞれ混合してあると思うといいのかなと思います。
ハイブリット式の除湿機のメリット
ハイブリット式の除湿のメリットとしては、コンプレッサー式とデシカント方式を両方搭載しているため、冬場なども使え、電気代なども安く使えれると言う点です。
この点は大きな魅力なんかなと思います。
ハイブリット式のデメリット
ハイブリット式のデメリットとしては、コンプレッサー式の除湿機も採用しているため、重量が重いと言う点です。
またコンプレッサー式と同様、廃棄費用なども大変になってくるかなと思います。
両方の仕組みを採用するため、部品数が多くなる影響で故障リスクも高く、価格も高くなってくる傾向にあるのかなと思います。
この点はデメリットになってくると思います。
最強の除湿法
最強の除湿法としては、エアコンをつけながら、デシカント方式の除湿機を使うのが、最強の除湿法なのかなと思います。
エアコンがコンプレッサー式の除湿機みたいな方式ですので、室内を冷やすと同時に除湿も行います。
しかし、温度が下がると相対湿度と言うものが上がるため、湿度は大きくは下がらないです。
しかしデシカント式の除湿機を起動することでデシカント方式の除湿機の除湿量+電気ヒーターで温度を上げるため相対湿度は下がることになります。
また室温が上がることでエアコンを常時運転することができます。
それにより、湿度が大きく下がることになります。
ただし、電気代は高騰するので注意が必要です。
どうしても室内のものを乾かしたい時や、急いで衣類などを乾燥させたいときには便利なのかなと思います。
しかし衣類を干す場所とエアコンがついてる場所と言うのは合わないと思うので、必然的にエアコンがついている部屋は広い部屋ですので、除湿機の能力が追いつかない可能性もあるので、その辺には注意が必要です。
まとめ
除湿の種類には、デシカント方式や、コンプレッサー方式、ハイブリット方式などがあります。
私的にはデシカント方式が1番お勧めです。
本体価格としても安く導入しやすいと言う点も大きいです。
またフロンなどが入っていないため廃棄の手間がかからない点や重量等も軽いため気軽に使える点などお勧めできる点が多いです。
電気代が高いと言うデメリットもありますが、長時間回すこととしてはあまりないのかなとも思うので私的にはいいのかなと思います。
24時間起動などしないといけないような家の場合はコンプレッサー式などを購入するのも良いのかなと思います。