今回はボードアンカーの使い方を紹介したいと思います。
石膏ボードなどビスが効かない壁に棚などをつけたいと思う方もいるかと思います。
今回はそのような時に使用するボードアンカーの使い方について記事を書いてみました。
ボードアンカーはどのような場面で使うのか
まずはボードアンカーはどのような場面で使用するのかを書いていきたいと思います。
主に石膏ボード等に棚などをつけたい場合に使用します。
下地にビスなどをつければ良いのですが、つけたい場所によっては下地等がない場合が多くあるかと思います。
そのような際に使用するのがボードアンカーになります。
できれば全てボードアンカーで止めるのではなく、下地などがある場合は下地に止めるのが望ましいです。
ボードアンカーはどのような場面で使うのか
まずは壁に取り付けたい棚の穴位置をマーキングします。
そのマーキングの場所に、取り付けたいボードアンカーに応じた穴を開けてください。
ボードアンカーによっては下穴を開けずにボードアンカーで穴を開けることができるものも存在します。
しかし、時間等がかかるので、下穴はあらかじめ空けておくと便利です。
下穴を開ける際は画像のように養生テープなどを、下に貼っておくと、粉などが下に飛ばないため後の掃除が楽になります。
下穴を開けたらボードアンカーを下穴の中に差し込みます。
その後ボードアンカーのビスを取り外し、ハンマーなどで軽く叩いて先端の筋が食い込むようにします。
その後はビスを差し込み、ビスを4〜5ミリほど出した状態にします。
その後、ボードアンカーツールなどを使用し固定します。
ボードアンカーツールなどを持っていない方は、ボードアンカーツール不要のボードアンカーもあるので、それらを使用すると良いかと思います。
しかし使用する際は、爪がしっかりと食い込んでることを確認してから行わないとどんどん削れてでいくことになります。
そのような場合はペンチなどで抑えながら閉めると良いかと思います。
作業の効率性や見た目もあまり良くないので、できればボードアンカーツールを使うのが楽かなと思います。
ボードアンカーがしっかりと止まる仕組み
石膏ボードなどにビスを直接打ち込むと、食い込むところが石膏ボードなので削れてしまい、外れてしまいます。
最初は良くてもタオルかけなどは自重が変わったりするので、いずれ外れてしまう可能性が高くなってしまいます。
ボードアンカーは通常このような形です。
ボードアンカーツールなどで引っ張るとこのような形状になります。
この傘が石膏ボードを支えてビス打ちしても外れないようになっています。
ボードアンカーの注意点
耐荷重が決まっている
ボードアンカーの注意点としては、それぞれ耐荷重が決まっているので、取り付けたい物が耐荷重に合致しているか確認して使用すると良いかと思います。
ただし耐荷重をクリアしていても、石膏ボード自体が支えきれずに、石膏ボードごと外れる可能性があるので、それらには注意が必要なのかなと思います。
天井面では使用できない
また一般的なボードアンカーは天井面では使用することができないです。
天井面などで使用する場合は、トグルボルトなどのものを使用すると良いのかなと思います。
エアコンに使用する場合
エアコンなどに使用する場合はエアコン専用のボードアンカーなどもあるので、それらを使用すると安全なのかなと思います。
しかし値段が多少高めにはなってきます。
まとめ
一般家庭の壁は主に石膏ボードなどが多くあります。
それらの場合で棚などをつけたい場合は、下地を探すのがお金などもあまりかからず良いのですが、つけたい場所によっては下地などがない可能性があります。
その際は、ボードアンカーなどを使用するのが私個人としてはいいかなと思います。