今回はエアコンのフレア取り付けや、各種水道配管等の取り付けなど、様々な配管の取り付けの際にスパナ2がけなどを教えてもらうことがあるかと思います。
今回はなぜスパナを2丁掛けしないといけないのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
2丁掛けしないといけない理由
2丁掛けしないといけない理由としては適切に締められない、相手側の配管の根元を折ってしまう可能性がある点があります。
適切に締められない点
適切に締められない点としては、締めた際に反対側のほうも一緒に動いてしまうため、適性トルクで締め付けることができないです。
これを対策するためには、冒頭でも書きましたが、スパナなどを2丁掛けする必要があります。
このようにすることで締める際の力が逃げずに締め付けることができます。
相手の配管の根元を折ってしまう点
次に相手の配管の根元を折ってしまう点です。
これが1番問題点なのかなと思います。
相手側の配管に変な力がかかってしまうと、その影響で配管がぽきっと折れる可能性が高いです。
特にフレア加工した配管などを取り付ける際などや取り外す際などは相手の配管を折ってしまう可能性が高いです。
こちらも対策としてはスパナ2丁掛けなどバックアップを使うのが適切な処置となります。
締め付け力が足りない時は
また、力が弱い方などは締め付け力が足りない可能性があります。
そのような際にスパナ2丁掛けし、握るようにすると力が入りやすく締め付けることができます。
これは配管などを取り外す際にも便利ですので、ぜひ使ってみてください。
間隔がある程度空いていないといけないですが、仮に近い場合などは、スパナの向きを反対にするなどするとうまくできるかと思います。
まとめ
スパナを1本しか持ってきていない時などはバックアップをするためにスパナを探したりするのは面倒なことかと思います。
しかし、配管などのバックアップをすることがとても重要なことですので、ぜひ配管などの作業する方はバックアップをつけると言う習慣を心がけていくと、戻り作業や作業の効率向上等にもつながるため、ぜひこの点は注意して行ってみた方が良いかと思います。