エアコンのフィルター清掃は面倒ですよね。
エアコンのフィルターがこのまま汚れていくとエアコンにどのような影響を与えるのかをこの記事では解説していきたいと思います。
エアコンの運転状態への影響
まずはエアコンの運転状態への影響です。
冷房運転時
- 高圧圧力：低下
- 低圧圧力：低下
- 運転電流：低下
フィルターが汚れていると目詰まりを起こして室内熱交換器の熱交換が上手くいかないため上記のような運転状態になります。
熱交換がうまくいかないため冷房では冷えづらくなります。
相応の故障発生のリスクが出てきます。
暖房運転時
- 高圧圧力：上昇
- 低圧圧力：上昇
- 運転電流：上昇
暖房運転時も冷房運転時同様フィルターが汚れていると目詰まりを起こして室内熱交換器の熱交換が上手くいかないため上記のような運転状態になります。
熱交換がうまくいかないため暖房では温まりづらくなります。
冷房時と同様相応の故障発生のリスクが出てきます。
水漏れリスク
フィルターの清掃を行っていないと室内機内部は埃まみれになります。
その埃はどんどん溜まっていきますので最終的にはドレン配管の方に向かいます。
埃がスライム上になり、ドレン配管が詰まってしまい室内機から水が漏れてくる可能性があります。
水が漏れてきた場合はドレン配管の清掃が必要になります。
しかし、シロッコファンなどにも汚れがついているとカビの発生要因にもなるのでこのようになった場合はプロなどにエアコン洗浄を依頼するのも良いかと思います。
お掃除機能付きのエアコンについて
フィルターを清掃しないのはエアコンに悪いのは分かった！
でもフィルターを清掃するのは面倒という方もいると思います。
そこでよく出てくのはお掃除機能付きのエアコンだと思います。
しかしお掃除機能付きのエアコンもダストボックスの清掃は必要です。
また、機能が増えるため故障リスクも高くなってきます。
エアコンのフィルター清掃の方法
エアコンのフィルター清掃の仕方ですが私がお勧めするのは水洗いです。
水洗いのやり方もコツがあります。
出す水は極力強めに出します。
埃がついている面から反対側から水をかけると綺麗にフィルターを清掃することが出来ます。
