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エアコンからの水漏れ(エアコンパテ編)

今回はエアコンの室内機から水が垂れてくると言う事象が発生したときの事例を記事にしてみました。

目次

水が垂れていた原因

まずは水が垂れていた原因としては、室内側、室外側両方のパテ処置がされておらず、外気の風を吸い込んでいる状態でした。

そのためエアコン側の冷たい場所に触れ、結露してしまい、その結露水が垂れてくると言う原因でした。

調査方法

調査方法としてはまずはエアコンからの水漏れの場合は、ドレンの詰まりが1番怪しいかと思います。

そのため、パネルを外してドレンパンに水が溜まっていないかを確認するのが良いかと思います。

結果としてはドレンパンには水が溜まっておらず、ドレンホースからもドレン水は正常に流れているような状況でした。

気になった件としては、エアコンの金属部などに結露水が付いていたことです。

配管の貫通部のところに手を当ててみると、外気が入ってくるようでしたので、結露が怪しいと推定しました。

該当の場所が2階。また化粧カバーも付いていたため今回は室内機側にパテをつけると言う処置で終了しました。

本当であれば室外機側につけるのが望ましいかと思います。

また施工要領書などにも書いていますが、できれば室内側、室外側の両方つけておくのがいいのかなと思います。

室外側だけでも良いのですが、剥き出しの場合は日数がたってくると劣化していき外れてしまう可能性があるからです。

エアコンパテでの重要性

エアコンパテの重要性としては、貫通部よりゴキブリや小動物などがエアコンの方に侵入してこないようにするためにも有効です。

また、化粧カバーなどをつけていない場合は、雨が入ってくる可能性もあるので、それらを防止するのにも役立つかと思います。

また今回の事例のように湿った空気を室内に入れないためにも重要になってきます。

そのため、エアコンパテは確実に施工した方がいいです。

施工立ち会いについている場合は、エアコンパテがつけているかを確認し、つけていない場合はつけるように依頼をすると良いかと思います。

まとめ

今回の事例ではエアコンパテがついていないと言う事象による結露水からの水漏れでした。

多くの場合はドレンホースなどからの水漏れが多いですので、ドレンホースの詰まりの記事も、ぜひ読んでみると、今後の調査やにも役立つかと思います。

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この記事を書いた人

エアコンの保全を仕事にして16年です。
今まで蓄えたノウハウなどを公開していきます。
偶に木材を使ってDIYをしています。

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